ウォーキングの2/3はユックリとしたテンポです。
地面をじっくり感じて、からだの目覚めを待ち、違和感が無いか、特に右半分を確認をしながら歩き始めます。
話は変わりますが、からだは左右対象であるとして扱われています。洋服はその典型で、左右の袖の長さが違っていたり、ズボンの左右の太さが違っていたら、欠陥品として直ちに返品でしょう。
でも、現実はけして左右が同じではありません。
私の左脚は右脚よりも明らかに太いです。生まれつきと言うより、50代後半のある事件(?)の後に、左脚が成長してしまいました。
左の腓骨(fibula)の外果(lateral malleolus)[外側くるぶし]にヒビが入り、ギブスで数ヶ月固定していましたが、外してみると左脚が妙に太くなっていました。膝から下はムクミで腫れ、膝から上の大腿部は明らかに右より太めです。その後、ロルフィングにより、ムクミは無くなりましたが、依然として左右の脚の差は歴然です。
そんな訳で、またはそのためなのか、からだの右側、特に臀部から足までにしばしば問題が起こります。普段の身のこなしに、左右差による影響が出ているのでしょう。もう一つの理由は、外反母趾が考えられます。外反母趾の程度は左右で違いがあるので、からだを支える左右のアーチの状況や歩行時に地面を蹴る角度、その時の力に差が出るのは当然だと思います。
私の様な極端な違いは、珍しいかも知れません。でも、利き腕とそうでない側のからだの使い方や、繰り返し行なっている普段の何気無い動作だけでも、長い間にはからだの左右には違いが生じます。痛みやそこまででは無い違和感など、からだのサインを見逃さないで、ご自分の普段を見直す事をお勧めします。反動をつけた激しい動きよりも、ユックリとわずかな動きの方がサインを感じやすいと思います。
ちなみに、私の脚のアンバランスは、ロルフィング・UNIT3のインストラクターで、フォローオンWSの講師でもある、Tessy Brungardtに教えて頂いたエクササイズでメンテナンスしています。