第8勝
「誰も築いていない、価値ある企業とはどんな企業だろう」 正解は「隠れた真実」になる。
この世界に多くの知られざる真実が残されているとしたら、世界を変えるような会社がおそらく数多くこれから生まれるはずだ。
隠れた真実への探究を摘み取ろうとする、四つの社会トレンド
- 漸進主義 (段階を追って少しずつ進んで行くこと)
人より進み過ぎない。 - リスク回避
間違えたくない。 隠れた真実は主流が認めていないこと。 - 現状への満足
過去の遺産に満足 - フラット化
グローバリゼーションが進むにつれ、人々は世界を同質的で極めて競争の激しい市場とみなすようになった。
隠れた真実はまだ数多く存在するけれど、それは飽くなき探究を続ける者の前にだけ姿を現す。
隠れた真実は、僕らが知りたいと要求し、強引にでもそこに目を向けなければ、決して学ぶことはできない。
偉大な企業は、目の前にある誰も気づかない世の中の真実を土台に築かれる。
例 エアビーアンドビー
ごく当たり前に見える洞察が、重要で価値ある企業を支えているとすれば、偉大な企業が生まれる余地はまだたくさんある。
二つの隠れた真実 :
- 自然について
- 人間について
どんな会社を立ち上げるべきかを考える時、問うべき質問 :
- 自然が語らない真実は何か。・・・・・まだ発見されていないものを探す。
- 人間が語らない真実は何か。・・・・・自分が知らないこと。他人に知られたくなく隠していること。
どこに秘密を探せばいいのか・・・・誰も見ていない場所。
先人の通った場所は行き止まりかもしれない。隠れた道を行くべきだ。
隠れた真実を見つけたら、伝える相手を限定する。