[P.28] 図1-6は生活活動度と医療費の関係を・・・・
図1-6は、左縦軸が体力(%)、右縦軸が一人当たりに年間医療費、横軸が年齢のグラフです。生活活動度が体力に比例すると考えたグラフだそうです。
それでは、生活活動度とは何なのでしょうか、分かっている様でチョット曖昧ですので、念のため確認しておきます。ネット検索をすると、生活活動度(level of daily activity)、及び関係ありそうな言葉で、日常生活の活動度(ability of daily life、ADL)などが見つかります。
参考資料によって表現が異なるため、併記します。
- 基本的な日常の活動状態である、臥位(がい、寝ている状態)、座位、立位、歩行、車いす駆動をQOL(quality of life)向上の基本指標として、生活活動度(the level of daily activities、LDA)と定義。
- 文部省.新体力テスト 2002
- ひとりの人間が独立して生活するために行う、基本的なしかも各人ともに共通に毎日繰り返される一連の身体的動作群 (日本リハビリテーション医学会評価基準委員 1976年発表) で、食事、整容(洗顔・歯磨き・整髪etc)、更衣、排泄、入浴、移動、移乗(座位から車いすへの移動)。
参考資料 :
- 生活活動度に基づく日常活動状態の判別方法 永田正伸他
- 高齢者における日常生活の活動度(ADL)と体力の低下特性 小林 康孝他
- ADL評価法について 鳥取市立病院 リハビリテーション部 国田 明子