ウォーキングの科学 1

ウォーキングの科学』の私のための解読手引を作成します。

著者の能勢博さんは「インターバル速歩」と言う、簡便なエクササイズを考案し、広めている方である。私は高校の恩師であり、松本市にお住いの勝野寿雄先生から「インターバル速歩」の事をお聞きしてから、自分のウォーキングの中に取り入れている。

従って、新聞の広告欄で見かけ、即購入した。なにか良いことが書いてあるに違いない、と言う期待である。

ただ、本を読み始めると何故かスンナリ頭に入らない。一老人としても、からだを対象とする仕事をしている者としても、インターバル速歩はもっと普及して欲しいエクササイズですから、多くに方に内容を身近に感じて欲しいと思います。

例えばこんな感じです。『運動生理学で扱う体力とは「持久力」と「筋力」である。』とあって、持久力及び体力の説明に入る。記述の順番が良くて、先に読み進めやすい。従って、著者が丁重に話を進めている事は分かる。

でも、例えばその後に続く「持久力の高い人とは、ミトコンドリアで単位時間あたりに多くの酸素を消費できる人だ。」になると、サッパリ。ミトコンドリアは良いとします。「持久」とは何かに耐えて長く持ちこたえる事とすると、どちらかと言えば「細く長く」のイメージなのに、それがどうして「一定の時間内での酸素消費量の多さ」と言い換えられるのか?「一定の時間内での酸素消費量の多さ」は瞬発力に関わる事ではないのか? 

などなど!

私が理解できる様にする、または理解できる様になるには、どうしたら良いのか? そうすると、もっと多くの方にも理解されるのではないか。

とりあえず、分からない事を書き出し、自分でひとつ一つ潰して行く! と言う事を行って見たいと思います。

なお、少しずつ理解できる様になる前と、なった後では疑問の深み、表現の仕方がだいぶ違ってきている。後戻りして見直し、書き直すと自分の理解の進捗が分からなくなるので、各々の内容はその時点の私のままとします。従って、本当にそうなのかと、怪しみながら読む必要があります。

当然ながら、誤った理解でもそのまま、舌足らずでもそのまま、ズンズン先に進みます。  速歩です!